バーガンディ色抜け。
バーガンディの靴に惹かれます。
赤でもない茶でもない魅力的な色ですが、
派手に映るし、割りと服にも合わせ辛そう・・・
でも何故か履きたくなります。
バーガンディとひとくちに言っても、
深みのある色はそうそうありません。
明るすぎず陰影があり、
それでいて発色の鮮やかなものはつい触りたくなります♪
オールデンのコードバンや
トリッカーズのバーニッシュカーフは良さそうだったけど、
ドクターマーティンのようなバーガンディだと
のっぺりしていまいちな感じ。
難しいものです。
バーニッシュカーフのバーガンディは
しばらく履くと色が抜けていきます。
↓購入当初のチャーチ
革の中までしっかり染まった革は
履き皺も気にしないで履けますが、
色に奥行きが無く、
かっこ悪いと思ってしまうのです。
私のチャーチは右に深い履き皺が入ってしまい、
そこの色抜けが酷くなってきました。
シューツリーを入れて、
ケアすれば大体元通りになるのですが、
半日も履けばこの通り・・・
そこにはたっぷり乳化性クリームを塗り込みたい所ですが、
大量に塗っても粉吹くばかりで、
革の中に色は付きません。
サフィールクレム、KIWI、ディアマント、ヴィオラ…
何を塗っても色は染み込みません。
革に色を入れるという表現は誤りで、
革に色を乗せるというのが正解みたい。
革に色を入れるには染色するしかないのでしょう。
色々試してみて、
クリームは表面の微細な凹凸に入り込むだけで
革には染み込まないと確信しました。
水は一瞬で染み込むのに…
分子のちがいですかね。
マスタングPウォーターみたいに、
一瞬で染み込むカラーを誰か開発してくださいm(_ _ )m
さらに複数の靴磨きのプロに頼んでも出来ないのだから、
仕方ないですね。
でも染色するにはベティスカーフがもったいない気がしたので、
染色は最後の手段としていろいろ試してみたいと思います。
こんな面倒臭いことするなら、
スコッチグレインのインペリアルⅡのほうが
絶対いいと思いますがこれも経験。
チャーチディプロマットの意匠は文句なくカッコイイ!!
大好きなチャーチのために何とかしたいと思います。
という訳で靴選びまだまだ修行中です。
続いて②に続く↓
【色抜け補修】